立ち読みコーナー
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 オレを喰らいつくせ
 ミニラフ画集 篤川
あとがき
(中略)

「ごめんね、邪魔をして。僕は向かいの市役所のものなんだけど」
 そう言って、首から下げたカードのようなものを見せてくれた。市のマークが薄く大きく印刷された上に、「窓口課 一条尊徳」と名前が入っている。それには少し大きめのカタカナで「イチジョウ タカノリ」とフリガナが振ってあった。
「学生服の男の子が怖い目にあってるみたいだった、って言ってる人が来たんだ。それって君のことかな、と思って」
「あ、いえ、僕じゃないと思うけど……」
 あのオバさん、やっぱり人に言ったんだな。素通りして良心が咎(とが)めたんだろう。さてさて、どこまできちんと状況を見てたかな?
 一条さんはオレの前に片膝(かたひざ)をつくようにしてしゃがみ込んで、下から覗き込んできた。ウェリントン型の黒縁眼鏡(めがね)が知的で温和な顔立ちによく似合っている。いい男だな。ていうか、かなり好みだ。
「違う制服の子五人くらいに囲まれて、お金を渡してたみたいだったって言ってたよ。ホントに違う?」
 ふーん、人数と金、正解。オバさん、案外よく見てたんだなぁ。こういう時は見られた部分を認めた方がいい。慎重に、気弱で真面目そうな表情(かお)を崩さないように注意しながら、口を開く。
「あ、それじゃ、僕かもしれません。さっき塾の友達と会って、この前一緒に遊びに出かけた時のお金を清算してたんです。もしかして、それのことかな。でも、渡したんじゃなくて、受け取ってたんだけども」
 一条さんは心配そうに首を傾(かし)げていった。
「本当に?」
「ホントですよ。そんなふうに疑われたなんていったら、あいつら、笑うだろうな」
 そう言って、さもおかしそうにクスッと笑ってみせた。その時一瞬変わった一条さんの目つきを見て、あれ、この人もしかして、とちらっと思う。
「そう。じゃあよかった。ごめんね、友達を疑ったりして。教えてくれた人も、悪気があったわけじゃないんだよ」
「いいんです、わかってます。気にかけてくださって、ありがとうございました」
 殊勝に頭を下げた拍子に、膝の本がばさりと落ちる。一条さんが、それをさっと拾ってくれた。
「仮面の告白。三島由紀夫(みしまゆきお)か。学校の課題?」
「あ、いいえ」
 しまった。やだなあ。本については突っ込まないで欲しい。オレは中学もまともに行かなかったから。まあ、それ言ったら、小学校もなんだけどさ。
「読んでみたの? どうだった?」
「あの、まだ読み始めたばっかりで……」
 顔をちょっと赤くしてみせる。
「ふうん」
 大きく俯(うつむ)いたオレの顔を覗いた顔が、さっきチラッと見せた顔と同じだ。いや、今度は故意に違いない。この人は、オレに興味があるんだ。
 素早く相手を値踏みする。シンプルな格好だけど、貧乏くさい感じはしない。さっき見た革靴も品物がよさそうだったし、袖口(そでぐち)から見える時計はブランド物だ。指の長い手は形がよく清潔、顔立ちはもちろん、言うことなし。話した感じでは性格も雰囲気そのままに穏やかで真面目そうだ。優しそー、賢そー、頼れそー。オレにないものでもあるけれど、これは好みの三大理想。揃うことって案外めったにないんだけど。全部満たして、さらに顔もスタイルも抜群か。ううん、ハードル高いかも。
 でも、向こうがオレに興味があるなら脈はあるってことだ。ちょっと頑張ってみようかな。
「一条さんは、これ、読んだことあります?」
 オズオズと相手の目を受け止める。蕩(とろ)けるような欲望の色が、確かに一条さんの目の奥に窺(うかが)えた。あ、そうなんだ、やっぱり。へえ。
「うん。あるよ。やっぱり君ぐらいの歳だったかなあ。――そうだ、よかったら後で感想聞かせてよ。まだ、ここで読書するんでしょう? 君の着てるのって、緑町(みどりまち)中の制服だよね。僕のうちもあの辺なんだ。僕、もうすぐ仕事終わるから、よかったら一緒に帰らないか」
 うわ。マジで? いきなりきたね。ちょっと意外。オレははにかんでどぎまぎするような顔を作った。それからさも恥ずかしげに俯き、徐々に声を小さくしながら答える。
「あ……はい。僕は、構わないですけど……」
「よし、じゃあすぐ帰れるように、頑張って仕事片づけてくるね」
 一条さんは立ち上がってそういうと、オレにもう一度思いきりステキ笑顔を向け、それから手を振って走って向かいのレンガの建物に戻っていった。長い手足がきびきびと動く。すっげえ、爽(さわ)やかオーラが出てるよ。やられた、マジ惚(ぼ)れしそうだ。なんてね。
 さて。こうなったら、この本、少しは読まなくちゃいけないな。上手くいけば飯の種になりそうだ。
 ではでは、と読み始めたものの、やっぱり頭は文字を拒否してあっという間にショートした。せめてあらすじだけでも、と裏表紙を見たが、サッパリわからない。てか、もっと、具体的かつ簡単に書いてくれないと。それでもなんとなくわかったのは、主人公が同性愛者なのか? ってことくらい。なるほどね。感想が聞きたい、か。
 溜め息つきつつ読み進めようと努力はしたが、文字を追うだけで頭が痛くなってきた。
 くそ、これじゃいっそ、読めない言い訳を用意しておいた方がいい。
 日がだいぶ傾いてきていた。頭の上の街灯がついたけど、どちらにしても、もう文字を追うのは辛(つら)い暗さになってくる。日中は晴れてたけど、今日は少し風も冷たい。オレは本を読むのを諦(あきら)めて顔を上げた。
 やがて五時のサイレンが鳴り、程なくして少しずつ市役所から人が吐き出されてきた。
 こうやって人を待つことはめったにない。オレは時間に遅れていく方だから。なんだかちょっとドキドキしてくる。いいぞ、これなら自然と可愛い初心(うぶ)な男の子に見せられるってもんだ。
「ごめんね、暗くなっちゃったね。待っててくれて、ありがとう」
 一条さんが現れて笑顔でそう言った途端、自分でもびっくりしたくらい心臓がドキンと跳ねて、顔がパッと赤くなった。おお、オレ、凄(すご)い! この初々しく愛らしい表情を見せるべく、急いで立ち上がって彼に顔を向ける。
「あ、いえ、大丈夫です」
 一条さんの目が少し見開かれて、さっきの蕩ける色がまた一瞬そこを掠(かす)めたのがわかった。よっし、成功だ。
「最近はもう、日が落ち始めると、あっという間だね。どう、少しは読めた?」
「あ、あの、読んでみたんですけど、一条さんのこと待ってたら、なんか、ドキドキしちゃって、落ち着かなくて……あんまり内容が頭に入らなくて。すみません」
 ここで目を伏せてさらに赤くなる。こんな恥ずかしいこと言うのマジで照れるから、赤くなるのだって簡単だ。その上、わけのわからん話にこれ以上感想を求められることもないはず。ああ、こういうことにはオレの頭はよく回るんだけどなあ。
「いいよ、いいよ。ごめんね、プレッシャーかけちゃったかなあ」
 一条さんは頭に手をやって、自分の黒い髪に軽く指を通した。また、優しく笑ってくれる。見るだけでゴロゴロ喉(のど)を鳴らして甘えたくなるような、いい笑顔だ。オレはホッとしたような顔を作って笑い返した。
 促されるまま、並んで歩きながら話しだす。背が高い彼を見上げ、測りながら。この分だと身長差は十五センチ前後。いい身長差だ。これ以上開くと、別に耳が遠いわけじゃないけど、話が聞き取りづらくなることがあって苛々するから。手足が長くてスタイルがいいから凄く高く見える、という分を差し引いても、一八〇ちょっとというところかな。胸を張って歩く姿は結構堂々としていて、この人じゃなきゃかなり尊大な感じを与えるかもしれない。
「まだ名前も聞いてなかったよね。教えてもらってもいい?」
「キイ、です」
「キイ? それ、名字? どう書くの?」
「下の名前です。希望の希に、意志の意って書きます」
「へえ、希意くん、か。今何年生なの?」
「二年です」
 いつも、中学とも高校とも言わない。好きなように考えてくれればいい。一条さんは勝手にオレのこと近所の中学生だと思ってるみたいだけど。どちらにしてもこの学年が無難だ。一年と言っても、さすがに中学一年には見えなくなってきているし、三年と言うと進路のことを聞かれるのがめんどくさい。だからオレは万年二年生なのだ。
 風がまた少し強くなった。くしゃみが出てブルッと震える。
「あ、ごめん、待ってる間、寒かったんでしょう。冷えちゃったかな。何か、あったかいものでも飲んでく? 時間は大丈夫かな」
 一条さんが、ちょっと腰を折ってオレの顔を覗いた。背の高い人が自分から視線を合わせてくれる、この動作が好きだ。されるといつも、ちょっとドキリとする。うう、やっぱいい、この人。
「時間は全然いいんです。うち、母はいないし、父は今日から出張なんですよ。一人なんで、文句言う人いません」
 一条さんの目がちょっと驚いて、それから心配そうになった。
「そういうこと、よくあるの? ご飯、ちゃんと食べてる?」
「はい、夕飯代貰(もら)ってるし」
 もちろん、さっき中坊から巻き上げた五千円のことだけど。
「そっかあ。そうだ、よかったらうちで食べてく? 僕が作るから、たいしたものじゃないけどさ」
「え、でも……」
「無理にとは言わないけど、いいよ、遠慮はしないで。僕も一人で食べるよりいいし、君もその分お小遣いに回せるんでしょ?」
 ラッキー。なぁんていい展開だ。でもここは、頬(ほお)を染めつつ躊躇(ためら)ってからコクリと頷く、が基本でしょ。ニヤついてしまいそうになるのを、いかにもはにかんでいるように緩く握った拳の甲で口を押さえ、俯いて隠した。
 うはははは、手間がだいぶ省けた。向こうもかなりソノ気あり、とみていいな。なら、ここまでくれば、あとは楽勝。今日はついてるかも。気味が悪いほど簡単に話が進んでるじゃないか。
 運が戻ってきたのかもかな。

 ここなんだけど、と連れてこられたのは、そんなに大きくないけど高級感のあるマンションだった。コンシュルジュがいるやたらに広いエントラスもエレガンスにゴージャスで、テレビで見る高級ホテルみたいだ。自分がえらく場違いな気がしてくる。一条さんの部屋は最上階だった。建物は上の方がハイクラスの造りになっていて、この最上階に他(ほか)の部屋はない。
 高価(たか)いんだろうなあ、こういうとこ。市役所の人って、そんなに儲(もう)かるのか?
 通された部屋は落ち着いたナチュラルカラーでまとめられていて、でもオレは、なんとなく違和感を覚えた。普通、男の一人暮らしって、もっと巣っぽい感じじゃね? これはモデルルームだろ。物が少なすぎるし、広すぎる。一条さんのイメージだと、もっと温かい感じの部屋かと思ったけど。
 なんか苦手だ、こういうの。ちらりと思う。もちろん、そんな態度、一切絶対見せる気はない。素直にびっくりしてるんです、という顔で目をぱちくりしてみせる。
「うわ、なんか、凄いですね。広くて綺麗(きれい)で」
「はは。まあ、親のなんだよ」
 一条さんがさらりと言う。
「親の? あ、じゃ、ここ、ご実家なんですか? 皆さんは……えっと、お留守なんですか?」
 あれ、なんかカン違いしてたかな。一人暮らしじゃなかったの?
「え? いや、違うよ、一人暮らしだよ、僕は。親のっていうのは……まあ、親の仕事的にこういうところをいくつか所有してて、ここはその一つっていうか、まあ、住まわせてもらってるわけ」
 ああ、そういうこと、なんてさも理解したように頷いてみせたけど、実際よく理解できない。なに、こういうとこいくつかって。マンションの部屋をいくつか? それとも、まるっと建物をいくつか?
「何か、食べたいものとかある?」
「あ、おまかせします」
「う〜ん、どうしようかなあ。あ、そうだ、苦手なものとかあるの?」
「いえ、なんでも大丈夫です」
 じゃあ、あるもので簡単にね、なんていいながら手早く作って、出てきた料理はきちんとしたものだった。味だっていい。まあ、オレの味覚、かなり当てにならないけど。安い出来合い食品とレトルト、インスタントで育ってますから。だから手料理っていうだけで、おいしさ五割増なのだ。
 昨日の昼からろくに喰ってないから、ニコニコ笑ってパクパク食べた。一条さんは嬉(うれ)しそうだった。訊(き)かれたことには、しっかり目を見て、きちんと答える。反応を見ながら、嘘を。
「ほんとおいしかったです! ちゃんとしたもの食べるの、久し振りかも。うちは父さんも料理苦手だし」
 対面式のキッチンで洗い物を食洗機に入れている一条さんに、カウンターに寄りかかりながら話しかける。
「キイくんがやってみれば? 教えてあげるよ」
「ええ? 僕が? そんな、できませんよ、不器用だし」
 めんどくさいし、興味もないし。そもそも、自分で作った不味(まず)い飯を一人で喰うなんて、考えただけで腹いっぱいだ。
「そう? 器用そうに見えるけどなあ。話し方とかしっかりして落ち着いてて、頭もよさそうだし」
「僕が!? まさか、全然駄目ですよ」
 本気で驚いて思いっきり否定した。顔もまた赤くなって、よし、これはこれでいいっしょ。ちらりと見た一条さんの目が艶(つや)めいてきている。ふうん、優しいばっかりで、このまま手は出してこない可能性もあるなと思ってたんだけど。だいたい、市役所職員が男子中学生を部屋に連れ込んでどうこうして発覚したら、かなりマズいはずだよな。それはつまり、そう、例えば財布から少々現金盗ったくらいじゃ、絶対通報しないだろってことだ。
 手を拭(ふ)きながら、一条さんが言った。
「なんか可愛いな、キイくんは。ちっちゃくて綺麗な顔してるよね。これはよく言われるでしょう」
 きたきた、きた。言われますよ、もちろん。それしかウリがないですから。長い睫毛(まつげ)をアピールしつつ目を伏せる。
「綺麗なんかじゃ、ないですよ。僕なんか細っこくて女の子みたいで、からかわれることの方が多いです。一条さんみたいに背が高くてカッコよければって、思う。――……あの、今日、声かけてもらって、凄く嬉しかったです」
 目いっぱい勇気出してるんですっぽく言ってやる。肩を竦(すく)めるように力を入れて、少し横を向いて恥ずかしげに視線をそらせて。言った後は軽く下唇を噛んじゃったりなんかしてさ。ちょっと大げさなくらいでちょうどいいんだ。わかりやすさが大事なところだから。
「ありがとう。僕も、来てもらえて嬉しかったな」
 キッチンをぐるりと回り込んで一条さんが隣に立った。カウンターに肘(ひじ)をつき、オレのすぐ傍に顔を寄せる。オレは驚いたふりをしてパッと後ろに下がり、ちょっとよろけてみせた。一条さんが素早く腕を捕まえて、強く引き戻した。そちらに向かって倒れ込み、受け止められて、思わず掴(つか)まっちゃいましたというようにぎゅっと袖を握ってから、急いで離れようとする。
 一条さんは離してくれなかった。
 おずおずともう一度彼の胸に額を押しつけてしがみつき、顔を隠してニヤッと笑う。よし、OK、これで来なければ嘘でしょう。心の中で親指を立てた。今のオレは、今朝(けさ)洗面所で見た時と同じ、性悪な顔になってるはずだ。
 これで次は、ちょこちょこっとHすればいいだけだ。その後はどうするか。純情ないい子のふりしてるし、一条さんもきちんとしてそうだから、だらだらしたロングステイは厳しそうだ。たまに寄ってお泊まりさせてもらえるだけでも助かるんだけどなあ。あんまりにも好みだからすぐサヨナラするのは惜しいけど、いい顔をしないようなら仕方ない、軽く宝探しをしてからさっさと消えよう。カードばっかりで、あんまり現金持ってないかもしれないけど、それならそれで仕方ない。あんまり欲張ったりするとろくなことにはならないからな。いいホテルにただで泊まった、くらいに思っとくことにしよう。
 まあ、いつもどおり臨機応変にいきますか。
 小狡(こずる)い笑顔をすっと消し、息をそっと吐いて止める。肩に力が入って緊張している、と思わせるために。
 そして、顔がすぐに真っ赤になるように。
 それには息を吸って止めるより、吐いて止めた方が早いのだ。
 一条さんの手がオレの髪を梳(す)いた。そして、その手が顎(あご)に回り、顔を上げるようにそっと促す。されるままに顔を上げて、欲望をほとんど感じさせないあまりにも優しい顔に思わず本気でたじろいだ。思わず、止めていた息を喘(あえ)ぐようにして吸い込んでしまう。それから、顔が近づいてくるのを見て目を閉じた。
 軽いキスだった。唇を合わせるだけの。ちょっと拍子抜けしたけど、最初は普通こんなもんか。今回は思いっきり初心なイメージ出してるし。
「怖い?」
 オレの頭をもう一度そっと抱きしめて、髪の毛の中に一条さんが言う。
 オレは小さく横に首を振った。一条さんの匂いがする。何かつけているのか、ちょっと甘いようないい匂いだ。なんか、どこかで嗅(か)いだことがあるようで、なんだか懐かしい。どこでだろう。
 身体の奥が疼(うず)くような妙な感じがしてくる。不意に生々しく相手の体温を感じた。額をつけたべストが少しチクチクする。
「ほんとに? もう一度してもいい?」
 うん、と頷く。こんなに慎重に優しくされたことはない。不思議な感じがした。
 今度のキスはちゃんと大人のキスだった。それでも最初はさっきみたいに軽く唇を合わせるのを繰り返し、それから唇をそっと挟まれたり吸われたりして、やっと舌が入ってきたんだけど。
 まったく、わざと焦(じ)らされてるんじゃないかと思ったほどだよ。こっちから間違って舌を入れちゃったりなんかしないように、歯を食いしばっていたくらいだ。
 歯列をなぞられた時はゾクゾクして、ほんと吸いつきそうになったけどなんとかこらえて、恐る恐る、ゆっくり口を開いた。
 んんん、やばい、やばい。オレ、キスにはわりと弱いんだよね。この人、結構上手いよ。真面目そうだけど、もしかしてなにげに遊んでたりするのかな。格好いいから恋人にも不自由しないんだろうし。
 長いキスをした。これだけで下半身の方はかなりきちゃってる。唇が離れた時は、演技抜きでメロメロで、もう、このままここでしちゃってもいいなってくらいだった。
 なんだよ、まさか食事に何か入れたんじゃないだろうな。