立ち読みコーナー
目次
256ページ
仇なす恋華………7
キズナ……………247
あとがき…………254


 噛みつくように重なってきた唇が、傍若無人に口腔をまさぐってくる。
「んっ……」
 太い肉棒に何度も貫かれながら、口腔までも凌辱されて……息をすることもままらない。
 ようやく唇を離した竜麻は満足げに唇をペロリと舐めた。その様はまさに獲物を前にした野獣そのものだ。
「切れるだと? 切れるどころかお前のここは俺に吸いついて離さないじゃないか」
「でたらめ……言うな……。俺は……男…だ…そんな…」
「なら、これはなんだ。てめぇの蜜でぐっしょり濡らして男を咥え込んだこの尻は。これが男の尻か」
「あぁっ!」
 竜麻が一段と早く己の肉棒を出し入れし始めた。
 クチュ、クチュ、と、竜麻はわざと恥ずかしい音を立てるように動かしてくる。
「あっ……やっ……んっ……」
「見ろ。悦んで啼いてやがる。お前は男に犯されるのが好きなんだろ? いや、俺の女になるために生まれてきたんだ」
「違う、俺は…。あっ……こんなの…俺じゃない…んっ……。こんなの……」
 こんなの俺の体のはずがない。男を咥え込んでいやらしい音を立てているなんて絶対違う。
 そう思いたいのに……。
「はぁっ!」
 勢いよく最奥を突かれて、ゾクンっ……とした。艶めかしい声ににやりとした竜麻は俺の両足をさらに大きく広げ、奥へ奥へと推し進めるように己の欲望を強く突き立ててくる。
「色っぽい顔しやがって、そんなに俺の竿が好きか? なら、遠慮せず好きなだけ食えや」
「やっ、やめて……やめて…くれ……あっ、あぁっ!」
 何度も、何度も。竜麻の赤黒い肉棒は執拗に俺を追い立ててくる。
「はっ……あっ……やっ……あっ、あぁっ……」
 漏れる淫らな声が抑えられない。男に強姦されているのに、どうして。
 痛みに萎えていたはずの俺自身もパンパンに硬くなって、ビクビク震えながら先端から蜜を垂れ流している。
「やっ……違う……こんなの……んっ……あっ、あっ、あぁっ!」