立ち読みコーナー
目次
192ページ
恋々と情熱のフーガ
日常と愛情のトリル
あとがき
「お願…っ……も…入れて…いかせて…っ…」
 決定的な快感を求め、羞恥に焼かれながらそう続ける。
 達したくて――いきたくて堪らない。そしてそのときは、東堂のもので達したかった。彼に穿たれ、彼の熱を感じて――。
「いれ…て……っ…」
 優は一際高い嬌声を上げると、東堂の身体にしがみつく。首筋に腕を絡め、自ら口づけると、埋められていた指が拭かれた直後、そのまま腰を掬われ抱き上げられる。
 ベッドの上に座りこんだ東堂に向かい合うようにして抱き締められた次の瞬間、双丘を探られ、大きく広げられたかと思うと、露わになった後孔に一気に彼の欲望が突きこまれた。
「あ…っあ、ぁ、っア――っ」
 熱く太い肉に一気に貫かれ、頭の芯がぐらぐらと揺れて痺れる。立て続けに突き上げられ、すさまじい快感が爪先まで駆け抜けていく。
「っひ…っあ、ぁあぁあ――っ」
 大きく腰を使われ穿たれるたびに、目の奥で、白い光りがちかちかと瞬く。
 優は身体がバラバラになるかと思うほどの快感に乱されながら、必死で東堂の背にしがみつく。深く埋めたまま、内壁を擦るようにして動かれ、焦れったいようなもどかしいような刺激に何度となく腰が跳ねた。
「ん…っ…凄い……大き…ッ…ぁ…っ」
 責め立てられた次の瞬間には引かれ、その次の瞬間にはまた執拗に嬲られ、優は一秒ごとにより深い官能の中に嵌められていく。
 底のない悦楽に沈められるまま身を震わせると、埋められている肉にしっとりと内壁が絡み、繋がっている部分がヒクリと蠢く。
「あ…っぁ…いぃ…っ…っ」