そうやって男の旨さを覚えるんだ
服飾ブランド総務部所属の春生は、本場フランスから招聘した
調香師・芦森のお世話係に。だが、未経験な上にM気質なのを見抜かれて…
アパレルブランド総務部に勤務する野見山春生はそろそろ大きな仕事がしたい二十七歳。しかし願いが叶えられる気配もなく、回ってきたのは世界的調香師・芦森の日本滞在中の家探しという超地味仕事。しかも現れた本人は美麗な容姿に腸が煮えくりかえるほどの嫌味語を備えた、嫌味の星の王様のような男。家を案内するまでと耐える春生だったが、なぜか芦森は春生をお世話係に指名。己の姿態が芦森をそそっていることにも気づかず、メイドとなった春生はある夜、初めてにしては激しすぎる強姦プレイでお初を奪われてしまい…。