君にだったら口説かれてもいいと思う
化粧品会社購買部勤務の宗一郎は、ある日突然支店に異動を言い渡される。そこで待ち受けていたのは、七歳も年下の美貌の上司で…。
「君が欲しくて仕方がなかった」――勤続十数年。突然のご指名で支店勤務になった上城宗一郎を待ち構えていたのは、七歳も年下の美貌の上司だった。幹部候補生という社内でも特別なエリート社員である篠宮辰樹は、一分の隙もないスーツ姿とは裏腹な、艶かしいほどの色気と掴みどころのない性格。しかも、接客の練習としてまず篠宮自身を口説くよう命令してきて!? 風変わりな上司に翻弄され、なぜかときめきを覚えてしまった四十男の運命は……?