浅倉家の嫡男は、元服をもって生涯宝生家当主に仕えねばならない―そんな古くさいしきたりのせいで、高校入学と同時に、幼なじみで同級生の千裕にお仕えすることになってしまった梁。昨日まで友達同士だったのに、いきなりご主人様扱いなんて、できるわけない!千裕もきっと同じ気持ちだと思っていたのに、元服したその夜から、千裕の態度が一変。「おまえのすべてはオレのもの…」だなんて言って、身体まで求めてくるなんて、イヤなのにいいなりになってしまうのは、どうして―。
浅倉家の嫡男は、元服をもって生涯宝生家当主に仕えねばならない―そんな古くさいしきたりのせいで、高校入学と同時に、幼なじみで同級生の千裕にお仕えすることになってしまった梁。昨日まで友達同士だったのに、いきなりご主人様扱いなんて、できるわけない!千裕もきっと同じ気持ちだと思っていたのに、元服したその夜から、千裕の態度が一変。「おまえのすべてはオレのもの…」だなんて言って、身体まで求めてくるなんて、イヤなのにいいなりになってしまうのは、どうして―。