立ち読みコーナー
目次
250ページ
スケスケ☆ヒーロー    7
成せば成る        223
あとがき         247
239ページ~
太腿を這っていた一臣の指が水着の中に入り込んでくる。
伸縮性のある生地をかいくぐって、彼の手が未慧の尻を揉み込み、さらに指は奥へ奥へと進みだす。そうして一番奥にある窄まりへ辿り着いた。ゆっくりと撫でられたが、いったん手が引き抜かれる。
「みーちゃん……後ろ向いて、ここに手ついてくれる?」
机の上に手をついてと言われ、言われたとおりにした。一臣に向けて腰を突き出す格好でさすがに恥ずかしい。
「うわ……えっろ……」
ごくりと一臣の喉を鳴らす音が聞こえた。
彼の目にはいったいどう映っているのだろうか。ちらと後ろを振り返って見ると、彼の白い水着は前をパンパンにさせてそれはいやらしい姿だ。きっと彼の目にも自分は同じように淫らに見えているに違いない。
一臣は自分のバッグから、ジェルのチューブとコンドームを取り出す。一番はじめにしたときにはゴムなしだったため、いろいろと後が面倒だったのだ。それ以来、ちゃんとゴムを用意させるようにしている。そういうところは生真面目な彼なだけあってこんな企画ものAVのようなシチュエーションでもゴムは忘れなかったらしい。
そしてジェルの中身を手のひらに押し出して指を濡らす。
「マネージャーさんにエッチないたずらするのってめっちゃ興奮する」
はあ、はあ、と息を荒らげ、彼は濡れた指を未慧の水着の中に差し入れてきた。
「な……っ」
てっきり脱がされるかと思った水着は脱がされず、穿いたままだ。水着の中で一臣の手がもぞもぞと動かされ、そしてぬる、と指先が窄まりの中に入ってくる。
「んんッ」
未慧は息を詰まらせ、机にしがみつく。
水着が彼の手の動きを阻んで、不自由になっているせいか、よけいに後ろに入っている彼の指がいつもより奥を探っていた。
ぐりっ、と抉られたそこは、未慧のいいところでびくんと背が反り、尻が跳ねる。
「あっ……よせっ……」
だがやめるわけもなく、一臣は中をしつこく捏ね回した。ジェルが後ろで濡れた感触を伝え、そして前は水着の中で先走りを漏らし続けてぐしょぐしょになっている。水にも入っていないのに、水着の中だけがびしょ濡れだ。
「マネージャーさんのお尻の中、うねうねってなって、もうぐちゃぐちゃになってるね。いいとこに当たって中の襞ひくひくってなって……すごい……」
なにがマネージャーさん、だ。それにいちいち実況がAVめいていて、おまえそれ見すぎじゃないのか。といろいろツッコミを入れたかったが、尻の中をかき回されて、喘ぎ声しか出なかった。
「あっ、あっ、やだっ」
びしょ濡れでぬるぬるの股間が切ない。尻の中で蠢く一臣の指が気持ちいい。未慧はどうにもできずにただ腰を揺らすだけだ。
「部室でこんなエッチなことしちゃって、いけないんだ」
くすくすと笑いながら一臣が指をぬちゅぬちゅと音を立てて動かしている。きっと念願のセリフを言うことができて、一臣は本望だろうが、未慧はそれどころではない。
「だっ、誰がこんな……アァッ」
未慧の体は脚に力が入らずガクガクと小刻みに震えた。
「エロすぎ……俺、もう我慢できない」