立ち読みコーナー
目次
258ページ
ドラゴリアン婚姻譚 ~甘やかされる生贄~   7
あとがき                         254
106ページ~
「あぁぁっ。どうか、お許しを…お許しを。中には、どうか…塗ら、あ! あああ!」
 指が浅いところに侵入した瞬間、細い腰が絨毯の上でビクンと突きあがった。
 雄茎がいやらしく揺れて、あたりに甘い蜜を振りこぼす。
「いいか、あそこの力をちゃんと抜いていろよ。このまま奥まで塗ってやるからな。そうすれば、もっともっと極楽を味わわせてやれるんだ。いいな。返事はどうした?」
「…は、い。はい…お願い、します…」
 恥じらいながらも、言われた通り腰の力を抜こうと試みていると、セイファスは愛おしそうな甘い視線をくれた。
 孔の縁をめくるようにして、左手の指が入り口を強引に押し広げて、
「あぁ…そんな、ひどい…ぁぁ…ぁ、ふぅぅ…、やめて。もう中には、やめてぇ……っ」
 今度は利き手の指が、後孔の奥までジャゴールを塗り広げるために潜り込んでくる。
「ひぃ……ぁ、あぁ。熱い…熱いぃぃ…奥が……だめぇ、感じ…て……っぅぅ」
 快感を圧倒するほどの、想像を絶する喜悦にみまわれて唇がわななき、その口角から粘度の高いよだれがあふれて顎を伝った。
 乳首と鈴口、そしてついには後孔にと、弱い三点にたっぷりと淫液が塗り込められ、壮絶な快感が清純なエーリアルを徐々に淫乱に変えていく。
「いやらしい眺めだ…エーリアル。俺の可愛い花嫁。さぁ、言ってみろ。どこが熱い?」
 指はさらに奥を目指して潜り込み、赤く充血しきった肉襞がジャゴールの餌食になる。
 もうどこが熱いのかわからないほどすべてが気持ちよくて、全身の血液が沸騰していくようだった。
「セイファス、さま。ぁ、ぁ……乳…首と、それから、私の…あそこ…と……ぁんっ! そんな、ぁぁぁっ! いや、いやいや…っ」
 エーリアルが急に暴れだしたのには、わけがあった。
「いや、いやぁ。それだけは…や…めて、お許し…くだ…さっ…ぃ」
「痛みなど少しも感じることなく、ただおまえを気持ちよくさせてやりたいだけだ」
 そんな気遣いからの行為が、エーリアルをさらに辱めていく。
 セイファスは左右両手の人差し指を孔の縁に引っかけてぐっと横に引っ張る。
 すると、熱い粘膜にまみれた肉襞が男の眼前にさらされてしまった。
「いやぁぁ! なにを、なさるの…ですか! ぁぁ…そんなところ、見ないでぇぇ…」
 羞恥にまみれる肌は、まるで火がついたように甘やかに燃えあがって匂い立つ。
 端整なセイファスの顔が秘孔に近づけられて…次の瞬間、エーリアルは悲鳴を放った。
「いやぁぁぁぁっ………! お許しを、お許しを……っ」
 焼きごてのような熱い舌が縁を犯し、容赦なく後孔の内部に差し込まれてくる。
 襞の一枚一枚を確かめるように丁寧に舐められて、細い腰が淫らにくねって新たな蜜が竿を伝った。
「やめて、くださ…どうか。後生ですから…もぅ…舐め…ないでぇぇ…」
 震える手が絨毯の毛を必死になって掴んでいるが、力が入りすぎているため、指の関節が白くなっている。
 己の恥部をセイファスの高貴な舌で舐められていると思うだけで、自決したくなった。
 あまりのことに、他に意識を飛ばそうと考えたが、壮絶な快感がエーリアルにそれさえ許さなかった。
 ぴちゃ、ぐちゅっ…じゅっ…。
 卑猥に響く淫音が己の後孔から臓器を伝い、やがては鼓膜まで震わせているような錯覚に溺れる。
 熱心な舌が媚襞を強引に掻き分けて舐め尽くすと、無意識にエーリアルの中がぎゅっと締まって舌を押し戻そうとする。
 負けじと、さらに挑むようにセイファスが舌を突き刺して奥を抉ると、花嫁は甘い喘ぎを放ち、しゃくりあげては目元を赤く染めていった。
  懇ろに中がやわらかく敏感に仕上がった頃、セイファスは脱力しきった肢体を抱き起こす。
 自身は絨毯に座ったまま、背中からエーリアルを抱いて、足を大きく広げさせた。
「さぁ、よく見るんだ。目の前のヒュドラ神の像を」
 息を呑んで潤んだ目を開くと、真正面に竜族の守護神、ヒュドラの像があった。
 その目には深紅のルビーがはめ込まれていて、破廉恥極まりなく足を広げられた自分を凝視しているように見える。
「いや、いやぁ! 見られて…る。だめ…見ないで、見ないでぇ」
 舐めてほぐされた後孔はだらしなく広がって、中の赤い粘膜さえさらしていた。
「いくぞ、エーリアル」
 セイファスは手早く己の怒張を抜き出すと、まだ慣れない後孔を傷つけないよう配慮しながら、己の竿の上に花嫁を座らせていく。