立ち読みコーナー
目次
282ページ
大人のおもちゃ♥とマジ恋    7
家族になろうよ         227
夢オチ♥触手エロエロ小説    257
あとがき            277
156ページ~
 広い客間の天井を貫く立派な梁。
 そこから下ろされた鎖に、ほぼ全裸で手錠をかけられた未央が吊られている。
 足のつま先だけが畳に届く高さに絶妙に調整されていて、常に足に多少の踏んばりが必要な状態だった。
「ぁ、ぁ…虎太郎。恥ずかしいよ…こんなの…」
 未央の股間には、紐状のTバックパンツだけがはかされていた。
 それは少し厚みがあって、中はやわらかなアメーバ状の素材で少し温かい。
 後孔の窄まった口には、ピンポイントで硬い素材の先端部分があたっていて違和感があった。
 おそらく内側のアメーバ素材も、尻の孔にあたっている硬い突起も、動く気がする。
「なぁ虎太郎、どうしてこんな。その…」
「吊るのかって?」
 未央は目を合わせるのも恥ずかしくて、下を向いたままうなずいた。
「検証なんだ。前回のように寝転んだ状態で拘束されている時と吊られた時。道具を使ってどんな違いがあるのかを知りたいんだ。だから今日は吊らせてね」
 笑顔で優しげにお願いするけれど、やっていることはエゲツナイと未央は唇を噛んだ。
 手首の革ベルトやパンツ、突起には、きっと体温を測ったり収縮を読み取る装置がついているのだろう。
 そしてそれらは無線で送られ、虎太郎のパソコンでデータ化されていく。
 検体なのだからそれは当然の義務だとわかっているが、裸同然で吊られている状態は死にたいくらい恥ずかしい。
 それでも、自分が想像以上に興奮していることも間違いなかった。
 要するに、今から行われるであろう実験に対し、期待で胸がいっぱいになっているのも事実で…。
 だが間違ってもそんな本心を、虎太郎にだけは知られたくないが。
 俺、やっぱり変態に変えられちゃったのかな…。
 そんな独白を胸の中だけでひっそりこぼした。
「じゃあ、ちょっと動かすよ」
 虎太郎が手にしたリモコンスイッチを入れると、パンツの股下部分、玉のあたりの布がゆっくりと収縮を始めて袋を包まれるような感覚があった。
「え? なに? これ…ぁ」
 そのあと、アメーバ状の裏地が波打つように伸縮して袋を揉み始める。
「ぁあ! ん…はぁ。これ…ちょ、動いてる動いてる。やっ、だ…ぁあっ…」
 未知の感覚だった。
 生き物みたいに蠢くパンツの裏地は、袋のやわらかい襞を伸ばすように不規則に動き、そうすると中の睾丸がそろりと上下左右に転がされていく。
 ゾクゾクとした甘い快感が陰茎にも伝わって、血液が集まり出すのが自分でもわかってしまう。
「揉まれる感じが癖にならない? さぁ、今度はうしろの孔もだよ」
「え? ぁっ。嘘っ…っ」
「未央さんには見えていないけど、下のお口にあたっているのは、チューリップの蕾を模倣した形状の五センチほどの突起物なんだ」
 パンツの裏地に装着されたそれが細かく振動し始めると、徐々に中に埋まっていく。
「チュ、チューリップって? あ! 入って…くる…ぁ、ああぅ…ん、ぅふ…やぁっ…ぁ」
 埋まりきった蕾は浅い箇所の敏感な肉襞を、緻密に計算されたバイブレーションで刺激した。
「いや…ぁぁ、ブルブルって…中、ダメ! ぁ、また…動いて…やだ…ぁぁ。っぁ」
 しばし未央をいじめて泣かせたあと、
「このチューリップはね、実は花びらを広げてちゃんと咲くんだよ。もちろんあなたの中でね。さぞかし綺麗だろうからのぞいてみたいなぁ」
 今度は花弁が振動しながらゆっくりと、だが空気を含むように容赦なくふくらんでいく。
 そうなると、孔が内部から徐々に広げられていくのがわかった。
「え? 嘘…あぁっ…だめ…中。開かれて、くよぉ…恥ずかしっ…ぁぁ。ダメ」